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SBS 静岡放送株式会社 様

~利便性と堅牢性を兼ね備えた、yellobrik 光ファイバーコンバーター~

4K ファイバー伝送システム OTR 1441/OTR 1442

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技術局 制作技術部長

磯部和紀 様 

SBS 静岡放送 本社

静岡放送様は JNN 系列の放送局として、静岡県を中心にニュース、スポーツ、情報バラエティなど多彩な番組を制作・放送さています。

また、静岡県は“サッカー王国”として知られており、ユース世代の大会から J リーグまで幅広く中継を行われています。

静岡放送様では 2016 年に yellobrik 『4K ファイバー伝送システム』OTR 1441 およびOTR 1442 を導入いただきました。

今回は J リーグ中継での運用現場を取材し、技術局の磯部様に機器選定のポイントや、実際の運用で感じられたメリット、使用感などについて伺いました。

4K(3G-SDI Quad-Link)ファイバー伝送システム

OTR 1441, OTR 1442

OTR 1441、OTR 1442 は、4 系統の 3G-SDI 信号を 1 芯の光ファイバーで送信できる伝送システムです。

送信機と受信機のセット商品で、3G-SDI 信号を非圧縮・光変換により 劣化や遅延することなく伝送できます。

OTR 1441 と OTR 1442 を拡張ポートで接続することにより光ファイバーケーブル 1 芯で 8 系統の SDI 伝送が可能です。

※ OTR 1441 と OTR 1442 は同型ボディで CWDM 対応波長の違う兄弟機です

運用実績

「これまでサッカーを始めとしたスポーツ中継、 イベント中継など、さまざまな現場で使用してきましたが、yellobrik は常に安定した動作をしています。

直近では年末年始特番において局舎内の遠隔現場からの2カメ中継でも使用しました。取材いただいた J リーグ中継では OTR 1441/OTR 1442 をレギュラーで運用しています。yellobrik は中継車で作成した映像素材を各局へ分配する用途で使用しています 。

この系統はシンプルな SDI 映像の伝送ですが、不具合が起きると配信先の各社も含め大きな影響が及ぶため、何より“堅牢に動作すること”を重要視しています 。」

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yellobrik OTR 1441/OTR 1442 の選定理由

コンパクトでシンプルな機器構成でありながら、 光ファイバーケーブル 1 芯で 4 チャンネルの SDI 映像伝送ができる点は非常に魅力でした。

中継現場では 光ファイバーケーブルとして、多治見カメラケーブルを主に使用しています。このケーブルは内包される光ファイバーが 2 芯なので、 多チャンネルの映像伝送をするためには、CWDM(波長分割多重)機能が必須です。

CWDM 運用を行う場合、一般的には光送信モジュール/受信モジュール以外に別途マルチプレクサー/デマルチプレクサーが必要ですが、OTR 1441/OTR 1442 はそれらが一体型となっており、 設置スペースやケーブル取り回しの制限が多い現場では大きなメリットを感じます 。

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また、OTR 1441 と OTR 1442 を拡張ポートで接続することにより、8 チャンネルの映像伝送(または 4 チャンネルの双方向伝送) が 1 芯の光ファイバーで実現できる点も画期的でした。

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堅牢性

導入から 9 年(取材時点)が経過していますが、本体の故障は一度も発生していません。

また、長時間の連続運用でも本体が高温にならないため、この種の機器で起こりがちな“熱によるトラブル”についても不安がありません。

細かな点では、 付属 AC アダプターにプラグの抜け防止機構がないため 当初は懸念がありましたが、スクリューロック付きの AC アダプターを導入し解消しました。

静岡放送では他メーカー製の光伝送モジュールも使用していますが、yellobrik は信頼性が高く、安心して運用できるため、社内でも評価が高い機材です。

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光伝送 BOX『yellobridge』へのご意見

今回、静岡放送様には、弊社オリジナル商品である “光伝送 BOX”『yellobridge シリーズ』(近日リリース予定)をご覧いただき 現場目線でのご意見を伺いました。

yellobridge は、複数の yellobrik 光伝送モジュールを 1 つのボディ内に納め、多チャンネル伝送を可能にするボックスです。 コンパクトなハーフラックサイズバージョンと、 柔軟な設定に対応できるフルラックサイズバージョンの 2 種類を展開予定です 。

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「ハーフラック版は、サイズ感や重量も程よく 使ってみたいと感じました。

仕様に関しても 特に『〇〇を改善した方が良い』という部分も無く 現場で即運用できそうという印象です。」

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「フルラック版は、 フレキシブルに 6 台の yellobrik モジュールを組み込む事ができ 利便性が高いと感じました。

ただ、(OTR 1441/OTR 1442 を持っている事もあり)この台数の光伝送モジュールを必要とするような大規模なイベントは限られるため、そういう運用がある時に、 必要なモジュールを組んでレンタルできるようなサービスがあると便利だと思いました。」

yellobrik への今後の期待

「静岡放送で LYNX Technik /yellobrik シリーズの製品は、SDI 4 チャンネル送信機/受信機セットの OTR 1441/OTR 1442 のほか、 FS 機能搭載の HDMI→SDI 変換機 CHD 1812 を導入しています。

最新版のカタログを見ると、多彩な信号の光伝送に対応していることが分かりました。現場では RS422/RS232C といった制御系信号の伝送の需要もありますが、OBD 1510 Dという製品が対応しており、ガンスイでデモ機も保有しているとの事なので 機会があれば OTR 1442 と組み合わせて試してみたいと思います。」

yellobrik シリーズは、“伝送のイメージが無いような信号”にも対応しているため、 新たなシステム構築の可能性が広がります。

今後も他社にはない独自性のある製品を期待しています。」

まとめ

静岡放送様には、長時間にわたる取材へのご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

いただいたご意見は、弊社の商品企画および LYNX Technik 社へフィードバックし、今後の製品開発に活かしてまいります。

引き続き、yellobrik シリーズへのご期待にお応えできるよう努めてまいります。

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